こんにちは!
KENです。(@ken_0205_jp)
最近は就職活動の時期ですね。
私も20年卒なので、就職活動をしています。
就職活動をしていると、こんな人に出会うことがあります。
「新卒で就職する意味(メリット)ってなんだろう?」
「新卒就職せずに、フリーランスになろうかなー」
僕は日本の新卒採用制度(新卒一括採用)にわりと賛成、というか1大学生としてとてもありがたい制度だなと思っています。
ということで今回は、日本で新卒で就職する意味(メリット)についてまとめます。
まとめるにあたって、社会人の大先輩たちのツイートもいくつか引用させていただいています。
①学生が大学時代に好きなことに熱中できるから
まず前提として、日本で就活を行う場合、学生のポテンシャルを評価してくれる企業が多いように感じます。
特に文系の場合は、その傾向が高いと思います。
もちろん、日系企業なのか外資系なのか、また総合職なのか専門職なのかによって大きく異なります。
中でも日系企業の総合職を受ける場合、その時点での専門スキルや学業成績よりは、過去に熱中した経験などから、私たちのポテンシャルを評価してくれているように感じます。
これは、やりたいことが明確に決まっていなくて、学生時代に勉強以外の色々なことに挑戦したい学生にとってありがたいことだと思います。
私が去年マレーシアに留学に行った際に感じたことがあります。
それは、みんな就職のために学業成績(特にGPA)を上げることに追われ過ぎている。
そして就職のために、そんなにやりたくもないインターンシップに無理やり行っている。
やはり日本以外の多くの国ではポテンシャルではなく、今すぐにその学生が使えるのかどうかを判断するようなので、上記のようになるのは自然な流れ。
特に長期インターンシップで結果を出しているかどうかなどは、日本以外の国ではとても重要なようです。
アメリカとマレーシアの採用の様子
アメリカで就職するためには学生は必ず長期インターンシップの経験を積んでください。
今は僕は採用してる側なんですが、長期インターン経験のない学生の履歴書を読むことはありません(新卒一括採用でないため、中途勢が山ほどいるから)
経験がない子を雇うことはリスクとしか考えないからです。
— In カリフォルニア帝国 (@wizard_of_seo) March 13, 2019
日本の就活の一次選考では大学のGPAはほとんど見られないイメージがある。でもやっぱり他の多くの国は違うんや。
人気企業ともなるとGPAが足りないと、インターンにさえ応募できない(写真参照)。そら必死に勉強するわけだ。
ちなみにastroは、マレーシアの放送大手。#留学 #マレーシア #就活 pic.twitter.com/GytQrg2sG0
— KEN | 学生ブロガー (@ken_0205_jp) September 13, 2018
もちろんこれが一概に悪いこととは言えません。
学生が必死に勉強するのは当たり前ですし。。会社側が即戦力を取りたいのは当たり前のこと。
しかしこれは、学生側の目線からすると
自分が本当にやりたいことを見つけるために時間を注ぐことができない、ということになりかねません。
一方で、日本の多くの学生の場合は
・自分が将来何をやりたいのかを、4年間様々な経験を通じてじっくり考えることができる。
・成績が多少悪くても、長期インターンシップの経験が無くても、他の経験からポテンシャルを感じてもらえたら採用していただける。
つまり
「学生が大学時代に好きなことに熱中できる」
これは学生目線からすると、日本の今の就活システムはありがたいのではないでしょうか!!
②大学の専攻に関係なく、将来の選択肢を選べるから
先ほどのポテンシャル採用という話とつながりますが、日本で就活をする場合は、大学時代の専攻がとても重視されるということはありません。
コンピューターサイエンス専攻の学生でも営業職や企画職に応募して採用されることが普通にありますし、社会学専攻の人が独学でエンジニアとして採用されるということもあります。
「大学の専攻に関係なく、将来の選択肢を自由に選べるということ」
これは日本にいるとわりと当たり前だと思いがちですが、実はこれは日本がだいぶレアケースなようです。
アメリカやフィリピンの場合
フィリピンでは18歳で人生が決まる。
大学の専攻によって選べる職業が固定されるそうです例えば大学で教育を学んだら、教育の仕事にしか就けない。
もし仕事を変たければ、もう一度4年間かけて大学で学び直し。の友人曰く「ポテンシャル次第でどんな職にも就ける日本人が羨ましい」とのこと。
— 谷村インフルエンサー留学inセブ (@INGLE729) March 29, 2019
【日米の新卒の就活】
学歴
:大学名が大事
:学位と専攻が大事経験
:不問
:インターン等の就業経験が大事ライバル
:他の学生
:社会人も含めてみんながライバル日本に生まれて、良かった〜
— ゆうはてブ総合1位海外就職ブロガー (@honkiku1) March 27, 2019
【注意】大学ランキングだけ気にするな
アメリカ就職で仕事が見つからない専攻
心理学
コミュニケーション
歴史
数学
生物
言語
哲学
国際ビジネス
地理
アートこのような専攻の学部卒では移民としてアメリカで就職するのはハードモードです。
それは世界大学ランキング上位に入っていてもです。
— In カリフォルニア帝国 (@wizard_of_seo) March 12, 2019
このように日本以外の多くの国では大学の専攻である程度仕事が絞られてしまうのです。
一方で日本は学部に関係なく、幅広い仕事を選ぶことができます。
僕はエンジニア職としてまず日本で働きたいなと考えています。
そんな僕の専攻は商学部、つまりビジネスです。
日本で就活をする場合は、独学さえすれば文系からでもエンジニア職に就ける可能性があります。
このように大学の学部に関係なく、仕事を選べること。
将来やりたいことの方向性が、自分の専攻から離れてしまう人にとってはとても良いのではないでしょうか。
これが日本で新卒就職するメリットの2つ目、「大学の専攻に関係なく、仕事を選べる」です。
まとめ
日本の新卒就職制度を利用すべき理由は次の2つ
①学生時代、好きなことにとことん熱中しても問題ないから。
②将来の仕事の選択肢が、大学の専攻によって縛られることが少ないから。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回!!